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広東省、今年冬から来年春にかけてインフルエンザに注意 

 広州市衛生局疾病コントロールセンターによると、現在広州市では19箇所に関してインフルエンザの観測点を設置して、患者の状況について分析を行っているが、現在特に大きな変化は見られないという。ただ、去年と比較するとインフルエンザの予防接種を行う市民が大幅に減少しており、市当局では予防接種を積極的に行うように呼びかけている。
 また、発熱が38℃以上で、咳、喉の痛みなどを伴い、すでに発病して3日が経過した外来患者で気管支炎や肺炎の症状も見られる場合は、大病院にて重点的に観測するように指示が出ている。とくに予防接種を済ませた市民が数十万人を越えた去年と違って、人々の警戒心が薄れているとして、注意を呼びかけている。
 さらに、SARSのころにはあれほど騒がれたハクビシンなどの野生動物の食用にに関しても、最近の世論調査で5%の市民が食用しても構わないという姿勢を相変わらず示しており、まだ裏で食用している市民の実態が伺われる。2002年、2003年ともにSARSは12月ごろに発生しており、今年も12月を迎えているところから、一層の注意を促している。現在、中国ではハクビシンの販売および食用は法律で禁止されている。 

出典:新聞晩報 2004年12月11日 
担当:岸田憲次


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