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中国の少林寺、「少林医禅院」設立へ 

 中国では最近の都市化に伴い、ストレスに如何に対応するかという問題がクローズアップされている。とくに北京・上海など大都市では、地下鉄に飛び込む自殺者が増加傾向にあるなど、その対策は急務だ。
 中国仏教協会理事、江西省仏教協会副会長の純一法師は北京で開催された「少林養生文化遺産専門家研究討論会」にて、「医禅」の考え方を取り上げ、少林寺に伝わるこれら養生文化が「医禅」の範囲に当てはまると発表し注目を集めた。
 禅宗の寺である少林寺は、禅・武術・医学方面での業績は大きい。少林寺拳法は世界的に有名だ。その中でもとくに少林禅医はインドの医学文化と中国の医学文化が融合された2000年の歴史をもつ独自の医学流派であるといわれている。その特徴は中国の伝統医学である「中医学」をもとに、「禅定」を法門とし、呼吸や気血、経絡、臓象などの学説を基礎に、「気化」・「導引」・「点摩」などの基本的な手段で、診断や治療、養生などを行う。すなわち、功法と医薬、禅修を結合させたものといえる。これらの修行方法は、現代人の亜健康な状態の治療として役立てることができるとし、少林寺はすでに「少林医禅院」の設立を決定した。その上で、1100年以上にわたって少林寺の秘法として外へ持ち出されなかった『易筋経』や『洗髄経』などのうち、比較的習得が楽で、練習しやすいものに関しては、少林寺の養生文化を広げるために公開していく方針だ。また少林寺に秘蔵されている武術や医術のかんする文献の整理は3年の歳月をかけて行われ、すでに『少林武功医宗秘笈』として編纂され、中国の国家図書館に収蔵されている。

出典:新華社 2004年7月20日
担当:藤田 康介


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