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【特集】ジェネラリストのための漢方薬 -急性期医療で役立つ使い方-
わが国では高齢化に伴い特定の臓器や疾患だけではなく,多様な健康問題を抱える患者が今後ますます増えることが予想されている。そうした中で,幅広い視野で患者を診る総合診療医にいま注目が集まっている。
冒頭の鼎談は,「こんなケースに使ってみよう!(総合診療編)」と題し,NHKの番組『総合診療医ドクターG』に出演の林寛之先生(福井大学医学部附属病院)を司会に迎え,小淵岳恒先生(福井大学医学部附属病院)と加島雅之先生(熊本赤十字病院)が参加。総合診療を担うジェネラリストが身につけておきたい漢方薬の使い方について,実際の症例を交えて話し合っていただいた。そこでは,総合診療の現場において急性期から活用できる漢方治療のヒントが見えてきた。
インタビューでは,高度救命救急センターで集中治療の専門医として治療にあたる熊田恵介先生(岐阜大学医学部附属病院高次救命治療センター)に,3次救急の最前線で漢方薬をどのように活用しているかうかがった。
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定価 : 616円(本体560円+税)
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