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2008年05月 アーカイブ

2008年05月14日

四川地震 成都中医薬大学の状況について

 5月12日に四川省汶川県でマグニチュード7.8の大地震が発生し,震源付近の広範な地域で深刻な被害が出ていることが連日報じられています。
 弊社では2006年に研修のため成都中医薬大学を訪れていますが,大学外事処に問い合わせたところ,「今回の地震で成都市でもかなり激しい揺れが感じられたものの,大学関係者は皆無事です。また成都市内の被害はそれほどひどくないので,安心してください」とのことでした。

 研修の際にご指導いただいた郭子光先生からは,「目下四川では,温家宝首相の指導下で被災地における救援活動に全力で取り組んでいます。成都市区と成都中医薬大学は被害がなく無事です。診療・授業も通常通りに行われていますので,皆様どうぞ安心してください」とのメッセージをいただきました。
 そのほかの先生からの便りによれば,地震後2日ほどは余震も続いていたため,怖くて自宅では夜眠れず,屋外の車中で眠っていらしたそうです。その後ようやく余震が収まって,自宅に戻ることができたとの状況をうかがいました。(5月14日現在の情報)

 被災地の救援活動の一刻も早い進展を願うとともに,被災者の方々に心よりお見舞いを申し上げます。



2008年05月26日

成都中医薬大学 キ先生・熊先生からの便り

 成都中医薬大学のキ魯光先生,熊大経先生ご夫妻から,5月23日にメールで連絡をいただきました。先生方のご自宅は7階だったために,たいへんな揺れだったようです。先生方がご無事で,本当によかったです。

「心配してくれてありがとう。地震のために、家の中は一面めちゃくちゃになりました。地震が起きたとき,私達は7階の家の中にいたのですが、あまりの激しさで、ほとんど逃げることができませんでした。それからも余震がひっきりなしに続いたため、数日間は家に帰ることができず、車の中で過ごしていました。さらにそれに加えて,ここ数日間は患者の応急処置に追われ,メールができませんでした。でも,私達は二人とも元気です。
 友好的な日本の救援隊が、いち早く成都に着いて、私達の被災者への救護活動を援助してくれて、たいへん感動しています。本当に地震は非情ですが、人には情があることを感じます。日本の友人に,感謝します。  キ魯光 熊大経」

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