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中医臨床 通巻99号(Vol.25 No.4)

中医臨床 通巻99号
 特集/腎疾患の中医治療



定価 : 本体1,571円+税


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本号の主な内容
【特集/腎疾患の中医治療】
 陳以平教授に聞く――中医学の継承と発展
■[新連載]『傷寒論』方薬解説◎第1回「小青竜湯証」
■臨床リポート◎慢性腎不全に対する漢方治療
■針灸リポート◎15年,あれから「朱氏頭皮針」は変わったか
■中薬ウォッチ◎中国で進む中薬の剤型開発
    ――実用化される11種――


目次

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【特集/腎疾患の中医治療】
  * インタビュー/陳以平教授に聞く/中医学の継承と発展
    ――腎疾患の中医治療の経験から

  * 陳以平教授の経験からみる腎疾患の治療(藤田康介)
  * 腎疾患における活血化瘀法の運用(王海穎・張春嵩・陳以平)
  * 陳以平教授のIgA腎症の治療経験(劉玉寧・鄧躍毅・王立紅)
  * 陳以平教授による膜性腎症の治療(陳俊良・楊賢鴻)
  * 糖尿病性腎症の4大病機(劉玉寧)
  * 陳以平教授の膏方による慢性腎炎の治療(賀学林・李省覚・張春嵩)


* 医学生・研修医・プライマリケア医のための中医学講座<第9回>
  重要処方を理解する/(その3)桂枝茯苓丸(入江祥史)
* 私の診察日記<8>(風間洋一)
* 漢方臨床小説/湯液の脈診<4>(上河原哲夫)
* 臨床リポート/慢性腎不全に対する漢方治療(1)
          (橋本正也・江部洋一郎)
* 深く印象に残っている症例/肝気虚と弁証し奏効した1例(松田昌夫)
* 杏林春秋/川芎(芎窮)は宋板『傷寒論』でなぜ用いられていないのか
          (小髙修司・岡田研吉・牧角和宏)

* 『傷寒論』方薬解説<1>小青竜湯証(聶恵民)
* 中薬ウォッチ/中国で進む中薬の剤型開発――実用化される11種
* 新刊紹介/名医の経方応用(平馬直樹・劉桂平)
* 研究会リポート/第19回京都漢方学術シンポジウム(橋本正也)

* 針灸リポート/15年,あれから「朱氏頭皮針」は変わったか
          (高橋正夫)
* できる鍼灸師をめざして/学生のための針灸臨床講座<第4回>
  胸痛について(兵頭明)
* 温故知新/名医の鍼灸に学ぶ<7>
  針灸医学に対する『難経』の貢献(劉冠軍)
* 弁証論治トレーニング<44>自律神経失調症
  ・回答へのコメント(呉澤森・高橋楊子)
  ・次回出題(高橋楊子)
* 針灸質問コーナー
  63/肝の位置について(王財源)
  64/命門・腎兪・志室・京門穴の関連とその使い分け(李淳・朱江)
  65/陽蹻の別絡はなぜ中衝なのか(左合昌美)

* リポート/会田記念リハビリテーション病院ではじまった
  「統合リハビリテーション・プロジェクト」
  ――病院ぐるみで中医学をリハビリテーション医療に活かす試み


* 症例リポート/瘀血型の経行頭痛に対する漢方と針灸療法(王霊芝)
* 東洋医学のためのパソコン入門講座<7>Windows XPで外字
  ――それでも,やっぱり外字――(小林健二)
* 老中医の診察室<第36回>似通った2方剤の温涼を見極め
  異なる4症例のすべてに酸棗仁を用いる(柯雪帆)

*―*―* ここに注目! *―*―*

 特集/腎疾患の中医治療

 陳以平教授の経験からみる腎疾患の中医治療 本号の特集では,「腎疾患の中医治療」を取り上げた。上海中医薬大学附属龍華医院腎病科主任の陳以平教授の経験を中心に,中国で行われている腎疾患の治療を紹介している。腎疾患の治療のむずかしさは,症状が似ている,あるいはほとんど現れない点であるが,陳教授は,腎生検による病理診断と弁証論治を組み合わせた中医治療で効果をあげている。また,慢性腎疾患の治療に活血化瘀法を用いる点も特徴的だ。本号では,陳教授のインタビューをはじめ,IgA腎症,膜性腎症,糖尿病性腎症の中医の治療について症例を例示しながら陳教授の臨床を紹介している。さらに冬に備える予防薬として知られる「膏方」を使った慢性腎炎の治療経験も紹介されている。

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