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▼『中医臨床』

中医臨床 通巻148号(Vol.38-No.1) 特集/薬局における漢方・生薬製剤の中医学的運用(前篇)

中医臨床 通巻148号(Vol.38-No.1)特集/薬局における漢方・生薬製剤の中医学的運用(前篇) 薬局漢方の魅力
【特集】薬局における漢方・生薬製剤の中医学的運用
 (前篇)

わが国は社会の超高齢化に伴い,生活習慣病を始めとした慢性疾患が中心となる疾病構造にシフトしてきている。これを受け,近年はセルフメディケーションの考え方が叫ばれるようになってきた。漢方薬はそんなセルフメディケーションを支える最も有力なツールの1つであろう。また,漢方相談を行う薬局は,健康寿命の延伸や予防に関心をもつ国民のニーズに応えることができ,セルフメディケーションを成立させるうえで重要な役割を担うことが期待される。
漢方薬局で購入できる漢方薬には,煎じ薬と製剤化されたものがあるが,本特集では製剤について取り上げる。OTCとして流通するものには,医薬品分類上,大きく漢方製剤と生薬製剤(その他,一部瀉下薬等に含まれるものもある)がある。漢方製剤とは漢方における伝統的な煎剤・丸薬・散剤などの処方のなかで,一般用漢方処方として承認されている294処方に含まれるものを製剤化したものである。一方の生薬製剤は,漢方医学の考えによらず,生薬単味あるいは複数生薬を配合して製剤化したものである。薬局では漢方製剤以外に294処方に含まれない漢方処方や中医学処方を製剤化したものも販売されており,これらは顆粒だけでなくエキス抽出したペースト状の膏剤や煉蜜などで練り上げた丸剤などさまざまな剤型のものがあり,一般に生薬製剤に分類されているものが多い。一般用漢方製剤には温胆湯・黄耆桂枝五物湯・黄連阿膠湯など医療用製剤にない処方が多くあり,さらに薬局では中医学処方を中心に動物生薬を含む製剤も取り扱われている。鹿茸・蛤蚧・冬虫夏草などを含む処方で,植物生薬だけでは足りない部分を補えるユニークな製剤があり,選択肢の幅は広い。
本特集では,「漢方薬局では漢方・生薬製剤はどのように活かされているのか」をテーマにした座談会(猪越英明先生・毛塚重行先生・今井太郎先生)を中心に構成した。総論として漢方薬局にはどのような役割が期待されているのか,という点にスポットを当て,さらに薬局での運用経験・お考えなどについてお話しいただき,各論では領域が多岐に及ぶため,今回は婦人病と皮膚病に絞って取り上げた。


定価 : 本体1,571円+税




 

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