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▼『中医臨床』

中医臨床 通巻155号(Vol.39-No.4) 特集/丹渓医学

中医臨床 通巻155号(Vol.39-No.4)特集/丹渓医学 「雑病治療の祖」朱丹渓の医学に学ぶ
【特集】丹渓医学

現代中医学の直接のルーツは金元医学にあるといわれる。朱丹渓はそれを代表する一人だ。丹渓の医学の特徴は,大きく〈1〉気・血・痰・鬱の「四傷」学説,〈2〉「陽は余り,陰は足らず」説,〈3〉相火論の3つを提唱したことにある。特に陰精の虧損を重視し,滋陰降火法を創出したことから「滋陰派」に列せられる。
特集では,丹渓医学とはどのようもので,現代にどのように活かされているのかを探るため,朱丹渓の故郷・義烏と,丹渓医学の研究拠点がある杭州の現地取材を実施。
丹渓医学の学術研究の中心地・浙江省中医薬研究院の盛益秀教授には,朱丹渓の主要な医学思想の概要とそれが形成された背景,用薬の特徴,丹渓学派の系譜などについて話をうかがった。さらに丹渓医書を出典とする処方を運用した盛教授の経験として,二妙散・痛瀉要方・大補陰丸・越鞠丸の応用例を紹介した。
また朱丹渓から数えて22世代の子孫にあたる朱鋭明教授(義烏市中医医院)には,地元・義烏における丹渓医学の継承の様子などについて話をうかがった。
さらに丹渓医学は中医学の形成に多大な影響を与えただけでなく,わが国の伝統医学にもその影響が及んでいる。後世派の祖・曲直瀬道三の代表作とされる『啓迪集』には『玉機微義』『医学正伝』『丹渓心法』など丹渓学派の著書からの引用が非常に多く,曲直瀬流の医学を丹渓学派の流れを汲むものと位置付けることもできる。そこで,曲直瀬流医学の伝承に詳しい二松學舍大学の町寿三郎先生に,丹渓医学が曲直瀬流医学にどのように取り入れられ,広がっていったのかについて寄稿していただいた。


定価 : 本体1,600円+税




 

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