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中医臨床 通巻100号(Vol.26 No.1)

中医臨床 通巻100号
 特集/中西医結合①



定価 : 本体1,571円+税


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本号の主な内容
『中医臨床』創刊25周年,100号発刊記念
2号連続特集【特集/中西医結合①】

■インタビュー◎陳可冀教授に聞く――中西医結合とは何か
■中西医結合の重要性(沈自尹)
■中西医結合と中医薬の現代化(李今庸)
■読者と行く広州研修旅行/参加者たちの手記
■[新連載]針灸の弁証論治/こんな患者がきたらどうしますか
■弁証論治トレーニング/卵巣がん術後の転移


目次

⇒目次をPDFで見る


* 『中医臨床』創刊25周年,100号発刊にあたって(編集部)


【特集/中西医結合①】
  * インタビュー/中国中西医結合学会会長・陳可冀教授に聞く/
    中西医結合とは何か(編集部)

  * 血瘀症と活血化瘀の研究(陳可冀)
  * 中西医結合の重要性(沈自尹・王文健)
  * 中西医結合と中医薬の現代化(李今庸)
  * がん免疫治療――樹状細胞(DC)を介するメカニズムと中医薬
          (熊露・田少霞・林洪生ほか)
  * 中薬による抗腎間質線維化の研究(李冀・趙雪瑩)
  * 益気養陰清熱法を併用した急性骨髄性白血病の治療
          (徐瑞栄・曹芳・劉朝霞ほか)
  * 弁証と弁病の結合による不妊症の治療
          (谷凌雲・王薀玲・趙書雲ほか)

* 医学生・研修医・プライマリケア医のための中医学講座<第10回>
  重要処方を理解する(その4)六味丸(入江祥史)
* 私の診察日記<9>(風間洋一)
* 臨床リポート/慢性腎不全に対する漢方治療(2)
          (橋本正也/江部洋一郎)

* インタビュー/中国中医薬報社・陳貴廷社長に聞く/
  中医薬事業の発展のために
(編集部)

* 『傷寒論』方薬解説<2>桂枝湯証(1)(聶恵民)
* 中医臨床小説/老中医の診察室<第37回>
  心は諸々の病を生じるが難病を治す薬はある(柯雪帆)
* 書籍紹介
  『日中古籍医書にみる不妊治治療の歴史』 小野正弘著
  『鍼灸の挑戦――自然治癒力を生かす』 松田博公著

* リポート/『中医臨床』読者と行く広州研修旅行/
  日本の医師たちは広州で何を見て何を感じ取ったか
(編集部)
  ・広州研修旅行参加者手記(風間・木田・西村・羽鳥・法橋・峯・吉澤)
  ・広州研修旅行特別寄稿/
    李東垣「陰火」に関する諸説と初歩的考察(篠原明徳)

* 「鄧鉄涛学術思想国際研究検討会」特別講演/
  中医と未来医学
(鄧鉄涛)

* 針灸の弁証論治/こんな患者が来たらどうしますか<第1回>
  喉頭感覚過敏と異常・喉頭感覚減退と欠失

* できる鍼灸師をめざして/学生のための針灸臨床講座<第5回>
  頭痛について(兵頭明)
* 温故知新/名医の鍼灸に学ぶ<8>/針刺と補瀉手法を論ず(陳全新)
* 弁証論治トレーニング<45>/卵巣がん術後の転移(高橋楊子)
  ・回答へのコメント(高橋楊子・呉澤森)
  ・次回出題(呉澤森)
* 針灸質問コーナー
  66/地機穴の位置(張怡・朱江)
  67/奇恒の府はなぜ女子胞だけなのか(左合昌美)
  68/脈の取り方(賀偉)

* 針灸症例報告/「新」朱氏頭皮針による顔面神経麻痺の治療例
          (高橋正夫)
* クローズアップ針灸/針灸に中薬の処方原則「七方」を応用する
          (肖少卿)
* 取材リポート/鍼灸教育の現場はいま!<2>
  教育現場で広がる中医学(編集部)
* 東洋医学のためのパソコン入門講座<8>
  インターネットで「中医学」情報を探す(小林健二)

*―*―* ここに注目! *―*―*

 特集/中西医結合

 本号と次号の2号連続で中西医結合を特集する。本号では,「中西医結合とは何か」を中国中西医結合学会会長の陳可冀教授に伺った。1981年から活動を続ける本学会は,現在およそ6万人の会員を擁し,国内外で活発な学術交流を展開している。臨床においては,病と証を結合した「病証結合」を掲げ,研究では,砒素製剤による白血病の治療や薏苡仁製剤による抗がん作用などで成果を上げている。陳可冀教授らの血瘀証の研究は,血瘀証の診断基準・新薬の研究開発などに発展し,中医薬の現代化研究を推進しているほか,冠動脈疾患のPTCA術後の再狭窄の治療で優れた成果を収めている。その他,本号では,「中西医結合の重要性」「中西医結合と中医薬の現代化」といった文章を掲載し,中西医結合の意味合いについて論点を提示しているほか,中西医結合の臨床成果についても情報を提供している。

 [リポート]『中医臨床』読者と行く広州研修旅行
   日本の医師たちは広州で 何を見て何を感じ取ったか

 昨年秋,5日間の日程で開催した広州研修旅行についてリポートする。研修に参加した医師たちが広州へ行って何を見て,何を感じ取ったのか,それぞれ手記にまとめていただいた。どの手記からも中国を代表する名老中医・鄧鉄涛教授にお会いして,直接耳にしたことが印象的に描かれている。その鄧教授の国際シンポジウムが私たちが訪問した半月後に開催された。そこで鄧教授が発表された演題「中医と未来医学」も併せて本誌に掲載した。そこでは21世紀の中医の役割・展望について未来像が描かれている。

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