
李世珍・李伝岐・李宛亮著/兵頭明訳
B5判 762頁 並製 定価:7,980円
日本の中医鍼灸界の閉塞感を取り払う
いまこそ,中医鍼灸の真価を世に問う
日本の中医鍼灸導入史のターニングポイント
基礎理論をベースにした厳密な弁証論治の体系
日本は過去20~30年の間,教科書の基礎理論を中心に中医鍼灸学を学んできました。この間,学ぶべき師匠もなく学校も臨床施設もなく,大変苦労をしながら臨床力向上の道を模索してきたことは,読者の皆さんが実感されてきたことです。「中医は理論は優れているが,臨床はいまいち今一」などと揶揄されることもありました。自分でもなかなか自信をもてないできた――これが実情でしょう。
しかし,いま,李世珍先生の鍼がその暗雲を吹っ飛ばし,光明を与えようとしています。李世珍先生の鍼は,これまで学んできた中医基礎理論を土台にしながら習得できる中医鍼灸の王道の鍼といえます。厳密な弁証論治,これは不可欠のものです。そのうえで,3~4穴の少数穴への時間を掛けた手技――これに秘密があります。
追試した人たちは,「すごい効果があった」「患者が心地よい鍼だという」「信頼できる鍼です」と口々に驚きを語っています。読者のこのような反応は初めてです。
本書は,1995年発行の『臨床経穴学』の姉妹篇です。『臨床経穴学』は経穴ごとに臨床への応用を説いてきました。本書は,中医病名ごとにいかに弁証をし,選穴すべきかを実に綿密に説いています。本書は,これからの中医鍼灸臨床の不可欠の指針となるでしょう。
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