【論説】50年ぶりの大変革を迎える中国中医界
中国の中医界はいま50年ぶりの大変革の波を突き進んでいます。「中医復権」の時代の到来です。
中国の中医界の歴史は,これまで中医と西医の対立構造で貫かれてきました。その対立関係は,西洋医学と親和性をもつ日本漢方からは想像もつかないほど激しいもので,生きるか死ぬかの激烈な関係です。この対立軸の歴史からみると,今年中国はようやく「中西医併重」(中医と西医をともに重視する)の“実行段階”に入ったといえます。これまでこの政策は謳い文句であったり,個別の指導者が支持したりすることはありましたが,けっして制度にまで踏み込むものではありませんでした。
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