サイト内キーワード検索


お問い合せ

東洋学術出版社

〒272-0021
 千葉県市川市八幡
 2-16-15-405

販売部

  TEL:047-321-4428
  FAX:047-321-4429

編集部

  TEL:047-335-6780
  FAX:047-300-0565

▼『中医臨床』

« 『中医臨床』 トップに戻る

中医臨床 通巻155号(Vol.39-No.4) 特集/丹渓医学

中医臨床 通巻155号(Vol.39-No.4)特集/丹渓医学 「雑病治療の祖」朱丹渓の医学に学ぶ
【特集】丹渓医学

現代中医学の直接のルーツは金元医学にあるといわれる。朱丹渓はそれを代表する一人だ。丹渓の医学の特徴は,大きく〈1〉気・血・痰・鬱の「四傷」学説,〈2〉「陽は余り,陰は足らず」説,〈3〉相火論の3つを提唱したことにある。特に陰精の虧損を重視し,滋陰降火法を創出したことから「滋陰派」に列せられる。
特集では,丹渓医学とはどのようもので,現代にどのように活かされているのかを探るため,朱丹渓の故郷・義烏と,丹渓医学の研究拠点がある杭州の現地取材を実施。
丹渓医学の学術研究の中心地・浙江省中医薬研究院の盛益秀教授には,朱丹渓の主要な医学思想の概要とそれが形成された背景,用薬の特徴,丹渓学派の系譜などについて話をうかがった。さらに丹渓医書を出典とする処方を運用した盛教授の経験として,二妙散・痛瀉要方・大補陰丸・越鞠丸の応用例を紹介した。
また朱丹渓から数えて22世代の子孫にあたる朱鋭明教授(義烏市中医医院)には,地元・義烏における丹渓医学の継承の様子などについて話をうかがった。
さらに丹渓医学は中医学の形成に多大な影響を与えただけでなく,わが国の伝統医学にもその影響が及んでいる。後世派の祖・曲直瀬道三の代表作とされる『啓迪集』には『玉機微義』『医学正伝』『丹渓心法』など丹渓学派の著書からの引用が非常に多く,曲直瀬流の医学を丹渓学派の流れを汲むものと位置付けることもできる。そこで,曲直瀬流医学の伝承に詳しい二松學舍大学の町寿三郎先生に,丹渓医学が曲直瀬流医学にどのように取り入れられ,広がっていったのかについて寄稿していただいた。


定価 : 本体1,600円+税




本号の主な内容

【特集/丹渓医学】
  ■[巻頭インタビュー]良質の基礎資料を比較検討して
    『傷寒論』の旧態を蘇らせる(牧⻆和宏)
  ■[新・方剤学~方剤分類と方意~]解表剤〈4〉(加島雅之)
  ■[特別インタビュー]浙江の鍼灸と中国の鍼灸教育(方剣喬)
  ■[回顧 針麻酔]針麻酔による鎮痛効果の研究(韓済生)
  ■[近況雑感]七情の驚は何臓と関連するのか(浅川要)


bird.jpg本号の読みどころ

「読みどころ」のページを開く
←左のアイコンまたは各タイトルをクリック

■『傷寒論』研究は深い。
 【巻頭インタビュー】良質の基礎資料を比較検討して              『傷寒論』の旧態を蘇らせる(牧角和宏)


■浙江における鍼灸の実態とは。
 【特別インタビュー】浙江の鍼灸と中国の鍼灸教育(方剣喬)


■針麻酔を振り返る。
 【回顧 針麻酔】針麻酔による鎮痛効果の研究〈前篇〉(韓済生)


■『新版 東洋医学概論』教科書検討小委員会への質問状
 【近況雑感】七情の驚は何臓と関連するのか(浅川要)


目次

⇒目次をPDFで見るPDFでご覧になれます




巻頭インタビュー
 ニッポンの中医臨床 牧⻆和宏先生に聞く/「読みどころ」を見る
 良質の基礎資料を比較検討して『傷寒論』の旧態を蘇らせる
 (牧⻆和宏/[聞き手]編集部)


◆特集/丹渓医学
 リード(編集部)
 インタビュー/浙江省中医薬研究院 盛増秀教授に聞く/
  丹渓医学とは何か~学術と系譜~(盛増秀/[聞き手]編集部)
 インタビュー/義烏市中医医院 朱鋭明教授に聞く/
  朱丹渓の故郷で継承される丹渓の医学と文化
 (朱鋭明/[聞き手]編集部)
 症例/盛増秀教授による丹渓方の応用(盛増秀)
 寄稿/丹渓医学の日本への影響~曲直瀬流医学とその伝承~
 (町泉寿郎)

新・方剤学~方剤分類と方意~/第5回/解表剤〈4〉(加島雅之)
中医診察ナビゲーション◇難治性疾患の弁証論治/
  益気養陰・補虚安中による脾腎気陰虧虚の虚労肌極治療(丁元慶)
銀座煎じ研究会/症例カンファレンス/第4回/
 気分の落ち込みと不眠の一症例(田中耕一郎ほか)
杏林春秋/甘麦大棗湯と百合地黄湯が有効であった解離性同一性障害と
 過食症の一症例(川又正之)
医療用漢方エキス剤の中医学的理解とその運用⑭/
 生薬構成が類似した処方同士を比較する〈10〉―清熱剤篇①―
 (渡邊善一郎)
漢方医学と中医学の架け橋/第13回/『古今方彙』講習会(その2)
 『古今方彙』を読む―内傷門(1)(奈良和彦ほか)
困っている症例/夜間発熱・クローン病(アドバイザー 高橋楊子)
ニッポンの漢方薬局を訪ねる⑥/ウエマツ薬局・植松光子先生/
 中医学によるアトピー改善で評判の薬局
 (植松光子/[聞き手]猪越英明)
内経入門/第24回/六腑ってなに?〈2〉胆と三焦のはたらき(斉藤宗則)
乾くんの教えて!望・聞・問・切診/第3話/顔色をみてみよう(前編)
 (石井尊子)

特別INTERVIEW/浙江中医薬大学学長 方剣喬教授に聞く/「読みどころ」を見る
 浙江の鍼灸と中国の鍼灸教育(方剣喬/[聞き手]編集部)

回顧 針麻酔/針麻酔による鎮痛効果の研究〈前篇〉(韓済生)「読みどころ」を見る
仮免鍼灸臨床からの脱皮/その36/「穴性」を検証する/
 「清」という文字からみる穴性のあいまいさ(金子朝彦)
鍼灸百話/第39話/胆経の病証は何か?(篠原昭二)
近況雑感/七情の驚は何臓と関連するのか?「読みどころ」を見る
 ―『新版 東洋医学概論』教科書検討小委員会への質問状―(浅川要)


弁証論治トレーニング100〈耳鳴り〉(滝沢健司)
 回答へのコメント(高橋楊子・呉澤森)
 次回出題(呉澤森)

書籍紹介/『中医小児科学』(辰巳洋主編)
リポート/第8回日本中医学会学術総会
 中医学国際交流の更なる展開と推進~中医心身医学を端緒として~
 (編集部)
未病を治す智恵37/四川料理と花椒(藤田康介)
印象記/鍼の聖地・茨木で 日本伝統鍼灸学会(編集部)



ページトップへ戻る