中医学の東洋学術出版社：中国最新情報

　2003年11月28日に上海中医薬大学の新校舎の落成式が行われた。観光ルートにも入っているため、日本人ツアー客もよく訪れる上海中医薬大学だが、旧校舎は徐匯区の街の中にあり、手狭になってきた。そこで製薬会社・コンピューター関連・バイオ産業などが集まる浦東の張江高科技開発区に移転された。すでに学生の引越しは終わり、講義も行われているが、この日は国内外から400人の来賓も参加し、5000人の在校生ともどもグランドで盛大に行われた。来賓の中には、中国でも著名な老中医裘沛然教授、顔徳馨教授の姿も見られた。新しい校舎の住所は上海市浦東新区蔡倫路1200号。まだ一部工事も続けられているが、図書館などは共用が開始されている。　

出典：東洋学術出版社　
担当：山之内淳