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『中医学によるSARS発病と弁証規則並びに治療法の研究』

出典:中国中医薬報

 中国国家ハイテク研究発展計画(863計画)の中でも重点研究課題でもある『中医学によるSARS発病と弁証規則並びに治療法の研究』がこのほど中国政府科技部の専門家の認証を受け、高い評価を受けた。  この研究課題は中国中医研究院によって行われ、中国中医研究院の曹洪欣院長がリーダーを務めた。2003年8月より、中国中医研究院望京医院、基礎理論研究所、中薬研究所、湖南中医学院、黒龍江中医学院、広州中医薬大学、中国人民大学の30名あまりの専門家が参加した。  まず、1356例のSARS患者の症例と181項目にわたる合計300万のデーター、880人分の医療関係者へのアンケートをもとに、中医的分析と評価を行った。この中で、SARSの証候となる要素は主に毒・湿・瘀・熱・虚の5つであり、SARSを三期十証に分けている。また、SARSは毒が肺を襲うことから始まり、その結果多臓腑を損傷し、実から虚へ、さらに虚実錯雑の状態になる。そこで、治療法に関してもⅠ号、Ⅱ号、Ⅲ号治療案として分類して、治療原則を透熱解毒・瀉火解毒・燥湿解毒・化瘀解毒・扶正解毒とした。  同時に、中成薬の研究も進め、実験により研究が進められていた「安替威膠嚢(カプセル)」がSARSウイルスに効果があったことを示し、さらに肺の急性炎症・解熱・免疫力の調整などに一定も効果が見られた。一方でSARS後に多く見られたステロイド性などによる骨壊死に関しては、「痰瘀互結」がその中医学的病機であることから、早期における中医学による介入をすすめ、その有効性を認めた。 

資料収録時間:2005/4/21

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