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中国都市部の子供の1割弱が鉛中毒 

 中国の代表的な15の都市を対照にした1.7万人の0歳から6歳までの児童の鉛中毒に関しての調査で、平均の鉛中毒患者の割合は10.45%になることがわかった。『北京晩報』の報道によれば。北京の児童のうち鉛中毒になっている児童の割合は9.07%となっている。
 最近の傾向として、父母が鉛を取り扱う仕事をしている、鉛を含む食物(一部のピータンやポップコーンなど)などをよく食用しているなどの理由以外に、住んでいる場所が低層であることも関係していることが分かっている。鉛は高さ1メートル以下の空気中に多く存在し、子供たちがその被害を受けやすい。また、上海では無鉛ガソリンになっているものの、まだ無鉛化していないところもまだ他地区では見られる。
 年齢の増加にしたがって鉛中毒の患者は増え、女児より男児のほうが多い。鉛中毒になると、早期は原因不明の腹痛、食欲不振などの症状がみられる。さらに貧血の症状がみられ、怒りやすくなったりイライラしたりすることがある。専門家によれば、原因不明の腹痛があったりする場合は、鉛中毒の可能性もあるとして、検査するように呼びかけている。 

出典:北京晩報 
担当:岸田憲治


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