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中国で40歳以下の若者の大腸がん患者が増加傾向 

 中国でここ近年来、大腸がん患者の数が増加している。とくに、中国全体では40歳以下の若者の大腸がん発生率が高く、国際的には40歳以下の人の大腸がんの発生率は大腸がん患者全体の1.08%とされているが、中国では12.1%に達する。上海の復旦大学附属中山医院でも、この10年間ではすでに150人の40歳以下の患者が大腸がんで亡くなっている。最近も2004年11月21日に精華大学の学生が末期大腸がんで21歳で亡くなっている。
 この原因として、昨今の中国における環境汚染、水質汚濁、食品汚染と若者のストレスが考えられている。とくに若者を中心に、健康に関してあまり重視せず、発見されたときにはすでに末期であるというケースが多い。さらに痔と思っていた血便が実は大腸がんであったりすることがあるほか、大便の習慣の変化、便秘や長期にわたる下痢、腹痛などがあれな要注意だ。また末期大腸がん患者のうち40%は腹痛がある。また痔と思って治療しても、血便がなかなか収まらないときも要注意だ。
 大腸がんの予防には、毎日適度な運動と、規則正しい排便の習慣、ビタミンの摂取、禁煙に酒類を飲みすぎないなどの日ごろの心がけが大切だ。さらに、家系に大腸がんの患者がある場合も要注意だ。 

出典:新民晩報 2005年1月30日 から抜粋 
担当:山之内 淳


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