中医学の東洋学術出版社：中国最新情報

　香港特区政府衛生署が11月1日に発表したところによると、香港の元朗沙江村に住む5歳の男児が、血清検査の結果日本脳炎の陽性反応が検出された。香港では今年4例目の日本脳炎患者。
　この男児は、10月16日に鼻水や発熱、喉の痛み、嘔吐、下痢を訴え、10月19日に入院した。現在、症状は安定している。香港衛生防護センターでは、今年発生した3例の日本脳炎患者と、今回の患者との間には流行病学的な関係はないとしている。また、その以降で付近で日本脳炎の疑いがある患者は発見されていない。香港では1992年から現在まで10例の日本脳炎患者が発生している。　

出典：新華社　
担当：山之内　淳