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中国衛生部発表、2004年9月の伝染病死亡者は狂犬病が1位 

 9月10日、中国衛生部は中国全国で8月に法定衛生病が原因で死亡した患者数を発表した。それによると伝染病として報告された症例数は382612例で、そのうち死亡者数は641例。今回は、ポリオ・チフス・SARSなどの報告はなかったが、死亡例数の順位は、狂犬病が1位で、続いて肺結核、B型肝炎、日本脳炎、エイズと続く。これら上位5位が死亡者数の79.25%を占める。一方で、法定伝染病症例として報告された病種は肺結核、B型肝炎、アメーバ赤痢、淋病、梅毒などでこれらが全体の87.36%占めた。
 狂犬病に関して、武漢では悲しい出来事があった。今年6月にある建築現場で一匹の子犬が水溜りで溺れていた。そこで、一人の男性が見つけて子犬を助けたが、その時に不幸にも男性は子犬に咬まれた。ところがこの男性は病院にいかずそのまま傷口を放っていた。9月5日に、雨にあたって濡れた後、全身に悪寒がし、呼吸困難の症状が出てきて、武漢大学人民医院で治療を受けた。ところが血液検査の結果、狂犬病と診断され9月8日に死亡した。 
2004年9月11日
 

出典:新華社北京 
担当:山之内 淳


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