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鍼灸と按摩を併用した治療が、青少年の近視の治療に有効 

中国河北省中医医院眼科の秦杏蕊主任らのグループは、若者の近視の治療に関して、鍼灸と按摩を併用した治療法が有効であるとして、その結果を発表している。
 1995年から2003年にかけて治療した668例に関して、中国中医薬管理局が定めた「中医病証診断療効標準」に従って統計を行った。治療法は、主に攢竹・承泣・太陽・風池・翳明などの部位で、手法は平補平瀉、1回30分で、連続して12-36回治療を行い、患者の症状の違いにより回数は増減する。按摩では、攢竹を点按するほか、眼眶を按抹し、さらに太陽・承泣・風池・耳穴の眼区・内関・合谷・足三里・光明交などの部位を按揉する。また、頚部と背中に関しては、捏按する。以上を毎回10分間行う。結果90%以上の患者で、視力がなんらかの形で回復したり、さらには正常な視力にまで戻った患者もいるという。
 鍼灸を使った青少年の近視の治療は、中国では比較的ポピュラーな治療で、多くの市民もその有効性に関しては認識がある。以前、大学入試の視力検査が厳しかった頃、鍼灸科には多くの患者が治療に訪れた。 

出典:中国中医薬報、河北省中医院など


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