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中薬入り歯磨き剤、中国でシェアを伸ばす 

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 最近、中国のスーパーでもさまざまな歯磨き剤が発売されるようになった。とくに注目されているのが効能をもつ歯磨き剤だ。もともと止血や美白、殺菌などをうたった歯磨き剤や、フッ素を成分に含んだ歯磨き剤はあったが、最近増えてきたいるのが、中薬など生薬を混合した歯磨き剤だ。ここの写真にあるのもその一例だ。箱には「本草」とあり、銀花・丁香・薄荷などの成分が含まれていると表記がある。  すでにアメリカの歯科専門の学術雑誌などで、中薬などの天然生薬に歯周病などを予防する働きがあることがいわれて久しく、中国でも外国企業の製品を中心に中薬入りの歯磨き剤がスーパーで売られている。  韓国では竹塩を使った歯磨き剤が有名であるが、これも中国医学と深い関係のある韓国ならでは製品で、韓国企業のLGが中国にも進出してきている。すでに北京の歯磨き剤市場の6%を奪回し、売り上げも前年比30%の伸びとなっている。1000年の歴史をはぐくんできたといわれる韓国の竹塩は、日本でもおなじみになってきた。竹筒に塩をいれて焼いたもので、歯周病や口内炎の予防に効果があるとされている。中医薬で、さらに歯科の分野で発展の空間があるとして、注目を浴びている。(写真・山之内淳) 

出典:東洋学術出版社
  担当:山之内淳

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