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中国、2007年1月も狂犬病による死亡者がトップ 

 中国衛生部が2月10日に発表した2007年1月の中国の法定伝染病の感染状況によれば、狂犬病感染者が217人で、そのうち死者が182人になることが分かった。1月も引き続き狂犬病がトップとなることで、中国に渡航するときは、狂犬病対策を十分にしておくことが必要だ。
 これ以外の伝染病で、甲類、乙類に分類される法定伝染病の発症例数は300261例で、このうち479人が死亡した。
 このうち、コレラ・ペスト・SARS・小児麻痺・ジフテリアに関しては発症例・死亡例ともに報告はなかったが、その他22種類の法定伝染病に関してはすべて発生した。
 1月で症例数が多かったのは、1.肺結核、2.B型肝炎、3.梅毒、4.淋病、5.赤痢の順になっている。これらが、甲・乙類法定伝染病の87.22%を占める。
 また、死亡例で多かったのは、1.狂犬病、2.肺結核、3.B型肝炎、4.エイズ、5.流行性脳脊髄炎の順で、死亡者数の83.72%を占めた。  

出典:新聞晩報 2007年2月11日 
担当:岸田 賢治

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