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上海万博にあわせて中薬「百草園」プロジェクト 

 世界各国の大手製薬会社などが集まっている張江ハイテクパークに、中医学などをテーマにした上海中医薬国際博覧園を作る計画が進められている。2007年2月にはいって、この博覧園の中医プロジェクトのうち、広さ4.8ヘクタールの薬草園の建設が始まった。上海市で最も大きな薬草園となる。
 この薬草園は、張江ハイテクパークにある上海中医薬大学付属曙光病院(東院)の北側で、自然の川などもあり、薬草の栽培には適している。上海の気候も考えて、安徽省の特産でもある牡丹皮・茯苓・白芍などの10大生薬や、杭州の特産である白菊花など江南エリアで採取される生薬のほか、上海の気候にあったものが選ばれる。
 また、このエリアには、雷允上や童涵春堂など上海の4大生薬局が集まって、上海や全国の著名な老中医による診察も行うほか、伝統的な中医学の技能を広めるための針灸館や推拿館も設立される。
 上海市浦東新区政府では、第十一5ヵ年計画のなかで、6項目の中医学に関する重点政策を打ち出しているが、このなかで浦東を世界で最も影響力のある中医薬文化継承地にしたいと打ち出し、これまでに11人の中医学の専門家を招いて、浦東新区の中医薬産業発展の顧問にしている。 

出典:東方早報 2007年2月12日 
担当:山之内 淳

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