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王振義と陳竺がセントジョージ賞を受賞

中薬・ヒ素剤と西洋薬の合剤で白血病治療に貢献

  米国がん研究基金(National Foundation for Cancer Research:NFCR)はこのほど,中国工程院院士・王振義氏と中国科学院院士・陳竺氏に,急性前骨髄球性白血病(APL)の研究においてまったく新しい治療法を開発し,これまでにない成果を得たとして,第7回セントジョージがん研究開発成果賞を授与した。→NFCRホームページ


  急性前骨髄球性白血病(APL)は,進行が速く危険な白血病の1つと考えられている。王振義氏と陳竺氏は,伝統的な中薬であるヒ素剤と西洋薬を合わせてAPLの治療を行い,5年間の無病生存率を25%から95%へと大幅に向上させた。この治療法は,現在ではAPLに対する標準的な治療法となっている。
  今回選考委員長を務めた,米国・Fox Chaseがん治療センター(Fox Chase Cancer Center)のベアトリス・ミンツ(Beatrice Mintz)氏は,「両名は,APL患者に対する治療の現状を大きく改善した。両名の研究により得られた成果は,今後も多くの患者の生命を救うことだろう」と話した。
  米国がん研究基金は,1973年に設立された米国最大のがん研究公益機関。セントジョージがん研究開発成果賞は,米国がん研究基金が創設し,がん研究に大きな貢献をした科学者およびその研究成果を表彰するもの。受賞者には,賞金2万5000ドルが授与される。本年度の授賞式は,3月6日にニューヨークで行われる。




王振義:1924生まれ,江蘇省興化市出身。内科血液学専門,中国工程院院士,フランス科学院の海外アカデミー会員,上海交通大学医学院付属瑞金医院終身教授。
陳 竺:1924年生まれ,江蘇省鎮江市出身。血液学・分子生物学専門,上海第二医科大学医療学部血液病学修士,フランス・パリ第7大学博士。現在,中国衛生部部長,中国科学院院士,米国科学院およびフランス科学院の海外アカデミー会員,上海交通大学医学院教授,上海交通大学医学院付属瑞金医院終身教授

中国中医薬報[2012.02.01]
翻訳:平出由子

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