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4項目の中医薬研究が国家の重点的支援を得る

――来年「973計画」の申請指南を発表

  中国の科学技術部はこのほど,国家重点基礎研究発展計画と重大科学研究計画における2013年のプロジェクト申請指南を公表した。プロジェクト申請指南は,9大分野にまたがっており,健康科学分野の重点支援科学研究は16項目が選ばれた。そのうち,中医薬研究が4項目含まれている。その4項目とは以下の通り。


①臓象理論「脾は運化,統血を主る」などの研究
「脾は運化,統血を主る」など,脾の臓象理論を科学的に明確にし,脾論の角度から関連疾患にたいして臨床効果が生まれるメカニズムと法則性を明らかにして,臓象理論をさらに豊かで発展したものにする。


②伝統的効能にもとづく中薬の薬性理論の鍵となる科学的問題の研究
効能が同様の中薬類を研究対象として選択し,伝統的な効能にもとづく中薬の薬性研究の方向性と方法を模索し確立する。また,中薬の薬性理論の科学的価値を分析し,画期的な中薬の薬性理論を打ち出し,臨床で使用している方剤の理論的基礎を固め,治療効果を向上させる。


③臨床にもとづく針麻酔鎮痛と生体の保護メカニズムの研究
臨床で針麻酔を常用する疾患を例に,針麻酔鎮痛や重要な臓器の保護作用とメカニズムを明らかにする。これによって,針麻酔の臨床的価値を明確にし,針麻酔の臨床応用を推進するうえで科学的根拠を提供する。


④中医理論体系の枠組みの研究
中医理論の起源となる思想文化および科学的基礎を研究し,中医理論の形成・発展に内在する法則性を分析し明らかにする。研究の構成は合理的で,段階や概念が明確であり,表現が規範となるもので,臨床に対する指導的価値があり,中医理論体系の枠組みを具体的に示すものでなければならない。


「973計画」は,需要性が高く,中国の将来的発展と科学技術の進歩に対し,戦略的・展望的・全面的・先導的な基礎研究の発展を促進する計画。


中国中医薬報(2012.02.16)

翻訳:平出由子


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