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   <title>中国最新情報</title>
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   <title>王振義と陳竺がセントジョージ賞を受賞</title>
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   <published>2012-02-02T06:43:45Z</published>
   <updated>2012-02-02T06:51:47Z</updated>
   
   <summary>中薬・ヒ素剤と西洋薬の合剤で白血病治療に貢献...</summary>
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      <![CDATA[<strong>中薬・ヒ素剤と西洋薬の合剤で白血病治療に貢献</strong>]]>
      <![CDATA[　　米国がん研究基金（National Foundation for Cancer Research：NFCR）はこのほど，中国工程院院士・王振義氏と中国科学院院士・陳竺氏に，急性前骨髄球性白血病（APL）の研究においてまったく新しい治療法を開発し，これまでにない成果を得たとして，第７回セントジョージがん研究開発成果賞を授与した。<a href="http://www.nfcr.org/index.php/component/content/article/3-newsflash/1532-szent-gyoergyi-prize-for-progress-in-cancer-research" target="_blank">→NFCRホームページ</a>


　　急性前骨髄球性白血病（APL）は，進行が速く危険な白血病の１つと考えられている。王振義氏と陳竺氏は，伝統的な中薬であるヒ素剤と西洋薬を合わせてAPLの治療を行い，5年間の無病生存率を25％から95％へと大幅に向上させた。この治療法は，現在ではAPLに対する標準的な治療法となっている。
　　今回選考委員長を務めた，米国・Fox Chaseがん治療センター（Fox Chase Cancer Center）のベアトリス・ミンツ（Beatrice Mintz）氏は，「両名は，APL患者に対する治療の現状を大きく改善した。両名の研究により得られた成果は，今後も多くの患者の生命を救うことだろう」と話した。
　　米国がん研究基金は，1973年に設立された米国最大のがん研究公益機関。セントジョージがん研究開発成果賞は，米国がん研究基金が創設し，がん研究に大きな貢献をした科学者およびその研究成果を表彰するもの。受賞者には，賞金2万5000ドルが授与される。本年度の授賞式は，3月6日にニューヨークで行われる。


<table><tr><td width="80"><strong>王振義</strong></td><td>：1924生まれ，江蘇省興化市出身。内科血液学専門，中国工程院院士，フランス科学院の海外アカデミー会員，上海交通大学医学院付属瑞金医院終身教授。</td></tr>
<tr><td><strong>陳　竺</strong></td><td>：1924年生まれ，江蘇省鎮江市出身。血液学・分子生物学専門，上海第二医科大学医療学部血液病学修士，フランス・パリ第７大学博士。現在，中国衛生部部長，中国科学院院士，米国科学院およびフランス科学院の海外アカデミー会員，上海交通大学医学院教授，上海交通大学医学院付属瑞金医院終身教授</td></tr>
</table>

<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2012-02/01/content_56385.htm" target="_blank">中国中医薬報［2012.02.01］</a><br />
翻訳：平出由子</p>
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   <title>2011年中医薬十大ニュース</title>
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   <published>2012-01-23T02:41:34Z</published>
   <updated>2012-01-23T02:56:05Z</updated>
   
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         <category term="06)中国医療情報" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<table><tr><td colspan="2">　１月16日，国家中医薬管理局新聞弁公室と中国中医薬報社は共同で，2011年度の中医薬十大ニュースを発表した。</td></tr>
<tr><td>　</td></tr>
<tr><td><strong>①</strong></td><td><strong>第12次五カ年計画網要において，中医薬関連項目をはじめて単独で掲げ，中央財政は初年度に59億元を投じて中医薬の発展を支持</strong><br />
「中華人民共和国国民経済・社会発展第12次五カ年計画網要」では，中医薬の発展を支える項目をはじめて単独で掲げ，６項目の「基本医療制度の改善」重点プロジェクトの１つに組み入れた。これにより経済社会の発展における中医薬の地位がさらに向上した。さらに中央財政は，第12次五カ年計画の初年度に59億元（日本円で約73億円）を投じ，中医薬事業の発展に向けた支持の力を増大させた。<br />
<br /></td></tr>
<tr><td><strong>②</strong></td><td><strong>屠呦呦教授が2011年度のラスカー臨床医学賞を受賞</strong><br />
中国中医科学院の屠呦呦教授が，アーテミシニン（中国名：青蒿素）の研究によって多大な貢献を果たし，米国・ラスカー賞（臨床医学賞）を受賞した。屠教授は，中医典籍から青蒿によるマラリア治療のヒントを得て，エーテルの低温抽出によるアーテミシニンの精製方法を発見した。この方法で得られた抽出物は，抗マラリア作用が顕著であり，アーテミシニンの有効的な精製方法の開発に重要な役割を果たした。アーテミシニンによるマラリア治療は，これまでに全世界，特に発展途上国において数百万人の生命を救ってきた。<br />
<br /></td></tr>
<tr><td><strong>③</strong></td><td><strong>『黄帝内経』『本草綱目』が世界記憶遺産に選出</strong><br />
2011年５月23～26日，英国・マンチェスターにおいて，ユネスコの世界記憶遺産国際諮問委員会第10回会議が行われた。同会議において，中国が申請していた『黄帝内経』と『本草綱目』が世界記憶遺産に登録された。これは，国際社会が中国の中医薬文化の価値を認めたことを意味している。<br />
<br /></td></tr>
<tr><td><strong>④</strong></td><td><strong>中医薬が医療改革の進展に大きな力を発揮，中医薬政策も確立</strong><br />
衛生部・国家中医薬管理局が「医薬衛生体制改革の深化業務において中医薬の役割を発揮するための意見」を発表。医療改革を進展させるための五大重要プロジェクトにおいて，中医薬が重要な役割を果たしている。さらに国務院の「中医薬事業発展の支持・促進に関する若干の意見」で決定した政策措置は，中央から地方に至るまで全面的に実施されている。<br />
<br /></td></tr>
<tr><td><strong>⑤</strong></td><td><strong>中医薬文化の構築に新たな局面，大衆も中医薬知識の普及を歓迎</strong><br />
国家中医薬管理局は初となる全国中医薬文化建設工作会議を開催し，中医薬文化の構築に向け業務強化を指導する意見を発表した。また第１回全国中医薬文化普及優秀図書の推薦活動を実施し，養生・保健関係図書の出版手順も整備された。さらに「大医精誠」など中医薬文化の核心的な価値観が広く普及し，一部のマスコミでは，中医の養生・保健に関する記事が看板コーナーとなり，中医・中薬の「村へ，地域へ，家庭へ」「中医薬普及巡回講座」という活動が中国全土で広く実施されている。<br />
<br /></td></tr>
<tr><td><strong>⑥</strong></td><td><strong>初の全国中医基本現状調査報告を発表，毎年延べ９億人が中医診療を</strong><br />
「2009年中医基本現状調査報告」が発表され，新中国成立後はじめてとなる全面的な調査が実施され，中医薬事業の発展に科学的な根拠を提供した。同報告によると，全国の年間の中医救急外来総数は延べ９億700万人に上り，全国の医療機関のうち中医医療を提供できる機関は59.6%を占め，人口1万人当たりの中医師数は3.06人となっている。<br />
<br /></td></tr>
<tr><td><strong>⑦</strong></td><td><strong>局・省連動業務体制を確立，甘粛省が初の中医薬総合改革モデル省に</strong><br />
国家中医薬管理局と甘粛省政府は，中医薬発展総合改革モデル省の構築協議を締結した。甘粛省は，中医の欠点を補いながら，中医・西洋医の同時発展を堅持してきた。これは，省の情勢に合った医療改革の道であり，全国のモデル省としての効果をあげた。国家中医薬管理局は，この他にも海南省・江蘇省・河南省政府とも共同協議を締結しており，各省とともに中医薬事業の発展を推進している。<br />
<br /></td></tr>
<tr><td><strong>⑧</strong></td><td><strong>中薬材価格の上昇が社会の注目を集め，国家関連部門の価格抑制措置が効果を発揮</strong><br />
中医薬材価格が不当に高騰し，それが連鎖反応を起こすなか，国の関連部門は積極的に対応措置を取った。中医薬材の市場状況を全面的に調査し，流通プロセスを整理したり，法によって買い占め行為を処罰したり，遊資傾向を抑制して，主要な中医薬材価格を徐々に適正価格へと回復させた。現在，調査対象の500品種余りのうち半数以上の薬材価格が低下しており，100種以上の薬材の下げ幅は21～50％となっている。<br />
<br /></td></tr>
<tr><td><strong>⑨</strong></td><td><strong>「民間医薬を発掘，民間中医を活用」政策，民間中医薬が力を発揮</strong><br />
国家中医薬管理局は，民間医薬の発展が直面している難題に対し「民間医薬業務強化に関する意見」を発表し，民間医薬の発掘・整理を強化して，医療資格者に対する管理を徹底した。各地方では，「杏林尋宝」（医学界の宝を発掘）などの措置をこうじ，民間診療技術や方法を発掘して，確実な技術を有する民間中医師に，合法的な医療従事者資格や中医予防保健サービス資格が取得できるようにした。<br />
<br /></td></tr>
<tr><td><strong>⑩</strong></td><td><strong>山東省・兗州市中医院の診療費後払いシステムや，山西中医学院付属医院の「金銭のあるなしに関わらず救命第一」の理念が業界および社会から大きな反響を</strong><br />
この２つの中医病院は，医療改革の推進および「創先争優」「三好一満意」活動において，人を最優先に考え，大胆なサービスモデルや理念を確立した。これにより，サービスの質を向上させ，医師・患者間の良好な関係構築を促進し，新たな経験を創り上げることに成功し，中医薬および医療改革の発展において大いに注目を集めた。<br /><br /></td></tr>
</table>
<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2012-01/16/content_56147.htm" target="_blank">中国中医薬報（2012.01.16）</a><br />
翻訳：平出由子</p>
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   <title>2012年中医薬事業の重点明らかに 王国強（国家中医薬管理局）局長――全国中医薬工作会議で</title>
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   <published>2012-01-12T00:27:49Z</published>
   <updated>2012-01-12T00:57:20Z</updated>
   
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      <![CDATA[<table><tr><th colspan="2"><p align="left">1月10日，衛生部副部長・国家中医薬管理局局長の王国強氏は，全国中医薬工作会議において，2009年４月に国務院が発布した『若干の意見』を実行に移し，医療改革において中医薬の役割を発揮して積極的に推進することが，今年の中医薬事業の中心的目標であることを示した。王国強氏が示した課題は以下の10方面に及ぶ。（具体的な内容は<a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2012-01/11/content_55964.htm" target="_blank">☞『中国中医薬報』2012.1.11</a>に詳しい）<br /><br />
</th></tr>
<tr><td>〈1〉</td><td>国家の「第12期5カ年計画」にのっとって中医薬事業を全面的に展開</td></tr>
<tr><td>〈2〉</td><td>医療改革の推進――県レベルの公立中医病院の改革，医療保障制度の改革，国家基本薬物制度の完備，均一な公共衛生サービスの提供，末端医療の整備</td></tr>
<tr><td>〈3〉</td><td>『若干の意見』を着実に実行</td></tr>
<tr><td>〈4〉</td><td>中医の文化面の強化</td></tr>
<tr><td>〈5〉</td><td>予防保健から救急治療まで，中医医療サービスの水準を向上</td></tr>
<tr><td>〈6〉</td><td>人材の育成</td></tr>
<tr><td>〈7〉</td><td>科学技術の創新――研究体制を整え，重要プロジェクトを実施し，新しい成果を上げる</td></tr>
<tr><td>〈8〉</td><td>中医薬の法制度の整備</td></tr>
<tr><td>〈9〉</td><td>国際的協力・交流の強化</td></tr>
<tr><td>〈10〉</td><td>「創先争優」活動を展開して，サービスの質を改善し患者の満足度を向上</td></tr>
</table>
<p align="right">（編集部）</p>]]>
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   <title>「第12期5カ年計画」期間 医療改革の５ポイント（2012年全国衛生工作会議）</title>
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   <published>2012-01-12T00:25:25Z</published>
   <updated>2012-01-12T00:27:22Z</updated>
   
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      <![CDATA[1月6日，「2012年全国衛生工作会議」が開催され，衛生部党書記・張芽氏は「『第12期5カ年計画』期間は，医療改革を進展させ堅固なものとする段階であり，ベースとなる医療衛生制度を確立するうえでカギとなる期間である」と指摘。医療改革を進展させ，次の5項目の改革に重点を置くことが示された。

①ベースとなる医療保障制度を整える
②末端医療の衛生機構・運用制度を強固かつ完全なものとする
③県レベルの病院に重点を置いて，公立病院の改革を推進する
④「国家基本薬物制度」を強固かつ完全なものとする
⑤公共衛生サービスの均一化レベルの向上に力を入れる

<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2012-01/09/content_55923.htm" target="_blank">中国中医薬報（2012.1.9）より抜粋</a></p>


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   <title>中国財政部 59億元を投じて中医薬を支持</title>
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   <published>2011-12-27T00:05:55Z</published>
   <updated>2011-12-27T00:46:37Z</updated>
   
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      <![CDATA[　　中国中央財政部は，2011年に中医薬に対する投資額を大幅に増加した。中医薬事業の発展を支える全国の専門プロジェクトへの投資総額は59億5千万元（日本円で約730億円）に達し，中華人民共和国成立以来の最高額となった。第11期五カ年計画以降，特に2009年に医療制度改革の専門プロジェクト「医薬衛生体制改革の深化」が正式に始動してからは，国家発展改革委員会や財政部など関係部門が中医薬支持の力を絶えず増大させており，中医薬事業の発展を支える全国の専門プロジェクトへの投資額は，2006年の５億8千万元から，2011年には60億元近くにまで増額された。これほどまでに中央財政の支持が増大し範囲を広めたのは，国家中医薬管理局創設以来20数年間ではじめてのことであり，党中央や国務院が中医薬事業の発展を強く支持していることが理解できる。


　　2011年，中央財政部の投資の内訳は以下のとおり。
　①　中央政府の予算内から10億2200万元（約126億円）を投じ，全国70箇所の県レベル中医病院の標準化を支持。2009～2011年までに，全国で合計380箇所あまりの県レベル中医病院の標準化を推し進め，「医薬衛生体制改革の深化」プロジェクトの第一段階である，県レベル中医病院の標準化という課題を遂行する。
　②　「医薬衛生体制改革の深化」プロジェクトに42億1200万元（約520億円）を投じ，市県レベルの中医病院および民族病院の能力確立を実施する。中西部地区の22省（区・市）と新疆生産建設兵団1663箇所を含む，県レベルの中医病院1814箇所や，東部地区９省（市）の陸路辺境県・少数民族県・貧困救済県および福建省の元中央蘇区県・革命老区の中医医院151箇所を支援。そのほか，地方市レベルの中医病院146箇所も支援。
　③　中医薬部門の公共衛生専門プロジェクトに７億1200万元（約88億円）を投じ，全国の名老中医の伝承工作室の設置や，末端医療機関における普遍的疾患や多発性疾患に対する中医薬応用技術の推進，中医薬人材の養成，中医薬知識の宣伝と普及，国家基本薬物に必要な中薬原料資源の調査および監視測定，中医の重点臨床専門科の設置を行う。


<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2011-12/23/content_55425.htm" target="_blank">中国中医薬報［2011.12.23］</a><br />
翻訳：平出由子</p>
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   <title>中薬方剤の研究成果 米国で発明特許を取得</title>
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   <published>2011-12-16T07:26:36Z</published>
   <updated>2011-12-16T07:29:51Z</updated>
   
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         <category term="05)中医をめぐる動向" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[　　このほど，清華大学の李梢教授の研究チームが進めていた「中薬方剤ネットワーク薬理学研究」の成果が，米国の発明特許取得に結びついた。同研究は，大量の試験を基礎に試行錯誤を繰り返す従来の方法とは異なり，迅速・低コストで相対的に結果の正確性が高いという優位性があり，複合薬使用の研究に新たな思考のすじみちと方法を提供するものである。この方法は，複雑な中薬成分に対して大規模なスクリーニングを行う場合に特に適している。
　　中薬方剤に含まれる大量の成分の中から，いかに有効な成分の組み合わせを探り出して，その配合原理を説明するかは，中薬方剤の近代研究において大きなポイントである。李梢教授の研究チームは，生体分子ネットワークを活用して，薬物の相互作用を予測するという新しい方法を打ち出した。疾患や薬物に関連する遺伝子または遺伝子産物を，生体分子ネットワークに反映させ，疾患に対する薬物組み合わせの相互関係の強さをネットワーク上で定量解析し，相互作用を有する薬物の組み合わせをスクリーニングする。こうして中薬方剤の中から，抗血管新生に有効な多くの成分の配合を見出した。
　　この研究成果は，すでに中国の発明特許を取得しており，関連論文も，国際的に著名な医学バイオ学機関「Faculty of 1000 Medicine」からネットワーク薬理学分野の必読論文に推薦されている。さらに，このほど李梢教授の研究チームが特許申請したなかには，ネットワーク薬物ターゲットの予測方法なども含まれている。

<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2011-12/15/content_55132.htm" taret="_blank">中国中医薬報［201.12.15］</a><br />
翻訳：平出由子</p>
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   <title>人参の種子・種苗 国際標準へ一歩</title>
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   <published>2011-12-15T07:48:36Z</published>
   <updated>2011-12-15T08:01:51Z</updated>
   
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         <category term="07)世界の動き" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="ISO関連情報" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<strong>ISO国際標準に向け大きな一歩となる草案段階へ入る</strong>


　　12月12～13日，国際標準化機構（ISO）中医薬技術委員会（TC249）中薬材ワーキンググループ（WG１）の第１回会議が北京で開催された。同会議では，中国中医科学院中薬研究所・中国農業科学院特産研究所など国内機関が提出した「人参の種子・種苗の国際標準（草案）」が採択された。
　　同会議は，中国中医科学院中薬研究所が主催し，「中薬材の品質と安全」をテーマに， WG１の業務範囲及び計画や，「人参の種子・種苗の国際標準（草案）」などについて討論された。会議には，中国・日本・韓国・アメリカ・カナダ・オーストラリア・南アフリカなどの科学研究機関や，企業・政府の標準管理部門の代表が出席した。
　　ISO中医薬技術委員会は，５つのWGに分かれており，このうち中薬材WGは，中国が幹事を担当している。黄璐琦研究員と王英平研究員を筆頭としたプロジェクトチームは，このほど「人参の種子・種苗の国際標準草案」を完成させ，今回のWG会議に提出した。この草案は会議で採択され，ISO技術委員会の業務手順に従って業務草案段階に入り，ISOの国際標準へ向け大きな一歩を踏み出した。
　　中国中医科学院中薬研究所は，全国の「中薬材の種子・種苗標準化委員会」の指導機関であり，中国の中薬材国家標準の研究・策定に努めている。また同研究所は，かつて人参の国家標準策定において指導的役割を果たした。今年８月に「人参の種子・種苗国際標準」がISOで立案されてから，同研究所は専門家チームを組織し，国家標準を基礎とした研究を行ってきた。実質的な生産に着目し，収穫過程を追跡して，国際的な研究規範をふまえて新技術を採用し，サンプリング・測量・実験を詳細に行い，研究と改善を進めてきた。同草案は，人参種子の水分含有量・種子の幅・充実度・成熟度・活力および種苗の測量・測定試験などの品質等級標準を設定し，はじめて人参種子・種苗の国際標準の確固とした基礎を打ち立てるものである。

<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2011-12/14/content_54983.htm" target="_blank">中国中医薬報［201.12.14］</a><br />
翻訳：平出由子</p>

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   <title>中国 国をあげて中薬の国際標準策定の主導権獲得へ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.chuui.co.jp/cnews/002173.php" />
   <id>tag:www.chuui.co.jp,2011:/cnews//6.2173</id>
   
   <published>2011-12-15T05:43:15Z</published>
   <updated>2011-12-15T08:05:57Z</updated>
   
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         <category term="06)中国医療情報" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.chuui.co.jp/cnews/">
      
      <![CDATA[<strong>温家宝首相が国務院常務会議で明確に</strong>


　　新華社によると，12月７日，温家宝首相が国務院常務会議を招集し「国家薬品安全計画（2011-2015年）」が可決された。
　　「国家薬品安全計画」では，第12次五カ年計画期間中，薬品安全業務における全体目標や重要任務を以下のように明確にした。


<table border="1"><tr><td><strong>１．国家標準の向上</strong></td></tr></table>

　　化学薬品・バイオ製品の標準を世界レベルに近づけ，<strong>中薬標準においては国際標準策定の主導権を勝ち取る。</strong>


<table border="1"><tr><td><strong>２．検査測定システムの整備</strong></td></tr></table>

　　国家レベルの薬品検査測定機関の設置に力を入れ，省・地方（市）レベルの実験所の条件を改善したり，県レベル機関の高速試験・測定能力の構築を強化する。


<table border="1"><tr><td><strong>３．薬品と医療機器の品質管理の強化</strong></td></tr></table>

　　薬品の研究・製造規範を完全化し，国際レベルに近づけるようにする。また，臨床試験の現場監督検査を広く浸透させ，中薬材のトレーサビリティを確立して，常用の規格に適合した中薬材の生産を促進する。さらに，監督・管理の情報化システムの構築を加速し，すでに認可され市場に出回っている薬品に統一コードによる管理を実施して，すべての薬品に対し電子化による監督管理を行う。


<table border="1"><tr><td><strong>４．安全監視測定の事前警告の強化</strong></td></tr></table>

　　副作用や薬物乱用に対する監視測定制度を完全化し，薬品の市販後評価制度を整備する。特に新薬・中薬の注射剤・ハイリスク薬品の安全性に対する監視測定や評価を重点的に行う。救急対応の草案を完全化し，時機を逃さず救急薬品を供給できるようにする。


<table border="1"><tr><td><strong>５．国家基本薬品の生産・供給能力を向上させ，品質・安全性・公平な供給を保証</strong></td></tr></table>

　　基本薬品のサンプリング検査や入札・買い付け・品質管理を強化し，農村における基本薬品の供給および監督ネットワークを完全化する。


<table border="1"><tr><td><strong>６．薬品の安全監督管理の長期有効的な組織の構築</strong></td></tr></table>

　　薬品価格の形成・集中買い付け政策・薬品のサンプリング検査業務の組織を完全化し，問題のある薬品や市場撤退薬品の回収処理制度を整備する。また医薬企業の信頼度の等級評価を実施し，企業の信頼度調書を策定して，重大な違反をしたり信頼性の低い企業には業務停止を申し渡す。さらに偽造・劣悪薬品の販売は，法により厳重に処罰する。


<table border="1"><tr><td><strong>７．改革を深化させ，法制度を完全化</strong></td></tr></table>

　　薬品における行政審査制度の改革をさらに推し進め，厳格な基準に従い手続きを規範化する。新薬については，法に則った体制で管理し，厳格に取り締まる。薬品の流通経路を規範化し，流通の簡素化をはかる。薬品管理関連の法律・法規の改正業務を加速する。

<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2011-12/08/content_54816.htm" target="_blank">中国中医薬報［201.12.08］</a><br />
翻訳：平出由子</p>

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   <title>中草薬園からの発見：アーテミシニン</title>
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   <published>2011-11-24T06:37:16Z</published>
   <updated>2011-11-24T07:01:46Z</updated>
   
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      <![CDATA[米国国立衛生研究院アレルギー・伝染病研究所，マラリア・媒体研究室
<p align="right">Louis H. Miller</p>


<strong>「523プロジェクト」がもたらした希望</strong>
　　驚く人が多いかもしれないが，抗マラリア薬アーテミシニン（中国名：青蒿素）の発見は，中国の文化大革命とベトナム戦争の時代であった。1967年５月23日，毛沢東主席と周恩来首相の指導のもと，全国各地から科学研究員が北京に集められ，マラリアの予防および治療薬物と薬剤耐性の研究という任務について会議が開かれた。国家機密のため「523プロジェクト」と名づけられた同プロジェクトは，この日を境に始まった。
　　「523プロジェクト」は軍事機密であったため，同プロジェクトの研究結果は公にされなかった。また，文革期に科学論文を発表することも不可能であった。このため，「523プロジェクト」に直接携わる関係者以外は，この研究について知る由もなかったが，プロジェクトの研究情報や進展状況は，研究スタッフの内部会議において自由に報告されていた。
　　文献もなく，その記録も出版されなかったアーテミシニン発見の貢献者はいったい誰なのか？ 筆者がアーテミシニンの研究・発見の歴史の探索に着手した2007年には，まだこの問題に対する回答はまったく得られていなかった。しかし調査研究を進めるうちに，中国中医科学院中薬研究所の屠呦呦教授こそが，アーテミシニン発見の貢献者であることを確信するに至った。屠教授は1969年１月，中薬研究所の「523」課題研究チームのリーダーに任命され，伝統中医薬文献と薬物配合の探索と整理の指揮を執った。そして1981年10月には，屠教授は「523プロジェクト」の代表として，来訪中のWHOの研究員に対して，北京でアーテミシニンによるマラリア治療の成果をはじめて報告した。


<strong>古代の薬方から現代薬剤へ</strong>
　　屠呦呦教授とその研究チームのメンバーは，調査と資料収集の過程で2000余りの中草薬方をスクリーニングし，640種類の抗マラリア薬方集を整理した。彼らは，マラリア原虫をモデルとして，200種類以上の中草薬方と380種類以上の中草薬抽出物の検査測定を行った。研究によって，マラリア原虫に対する青蒿抽出物の抑制率が68％に達していることがわかったが，その後の実験では，同率が12～40％にしかならないという結果に終わった。
　　この結果を知った屠教授は，抑制率が低かった原因は，抽出物の有効成分濃度が低すぎたためだと考え，抽出方法の改善を試みた。古代の文献を紐解き，特に東晋の名医・葛洪の著作『肘後備急方』を読むと，「青蒿一握，以水二升浸，絞取汁，尽服之」〔青蒿を一掴み取って水二升に浸し，その汁を絞って服用する〕と記されており，屠教授は，通常の水煎や高温で抽出する方法では，青蒿の有効成分を破壊してしまうのではないかと考えた。屠教授の予想通り，エーテルによる低温抽出方法に変えてみると，抗マラリア作用がより高い青蒿の抽出物を得ることができた。
　　しかしこの方法で得た抽出物には，毒性と副作用があるという問題が起こった。そこで屠教授はこの状況をふまえ，今度は抗マラリア作用をもたない酸性部分を取り除き，毒性と低抗マラリア活性の作用が改善された中性部分を残した。1971年10月に行われたマラリア測定実験では，この中性の青蒿抽出物によるマラリア原虫抑制率は100％に達していることが判明した。
　　1972年３月８日に南京で行われた「523」会議で，屠教授はこの結果を報告した。屠教授が会議で発表したいくつかの鍵となる抽出パラメータは，青蒿結晶の単離技術向上を加速させた。屠教授の研究チームは高品質の青蒿結晶を得たにもかかわらず，その後の数カ月でいくつかの挫折を味わったが，その他２つの研究チーム（雲南薬物研究所の羅沢淵や山東省中医薬研究所の魏振興など）は，屠教授が提供した情報と抽出方法を活用し，早々に同地の黄花蒿A. annua L.（原文訳者注：A. annua L.を黄花蒿と呼ぶか青蒿と呼ぶかについては論争がある）から抗マラリア原虫の効果を有する純粋な青蒿結晶を抽出することに成功した。また，広州中医薬大学の李国橋チームが行った臨床実験では，雲南薬物研究所が抽出したアーテミシニンに，極めて良好なマラリア治療効果があることが実証された。
　　また興味深いことに，アーテミシニンのX線回析による結晶構造・薬理学およびアーテミシニンの抗非重症マラリアおよび抗重症脳マラリア作用に関する学術論文には，青蒿研究協力チームの署名はあるが，個人の名前は記されていない。同論文では，アーテミシニンはペルオキシ基を有するセスキテルペンラクトンに属し，アーテミシニンの抗マラリア活性は，構造中のペルオキシ基と関係のあることが明らかにされている。
　　広州中医薬大学の李国橋教授がリーダーとなっている２つの臨床研究では，アーテミシニンとメフロキンの比較を行っている。この研究で彼らははじめて，マラリアの再発と薬物耐性のあるマラリア原虫の発生を防ぐためには，他薬剤との併用療法を考えるべきだと提案した。アーテミシニンはメフロキンと比べ，効果が高く即効性があるという特徴があり，数時間以内に寄生虫を取り除くことができる。しかし，アーテミシニンの薬効は半減期が短く，さらによい治療効果を得るためには，他の薬物を配合した合剤として使用する方がよい。アーテミシニン単独で治療した患者は，一般に非常に早く回復することができるが，もし患者が早目に服薬を停止した場合，マラリア症状は再発することが多い。また，このような不完全な治癒状態においては，薬物耐性のあるマラリア原虫が発生する可能性がある。李教授の研究チームは，脳マラリア治療のためのアーテミシニン含有の坐薬も開発し，現在アフリカ諸国で臨床使用されている。坐薬の使用により，治療周期を短縮し生存率を向上させることに成功した。
　　中国人がアーテミシニンを発見したことを知ると，ニック・ホワイト教授（タイで研究を行っていたオックスフォード大学教授）もアーテミシニンおよび誘導体の研究を開始した。ホワイト教授は，アーテミシニンとその誘導体は，即効性の抗マラリア作用があることを実証し，さらにアーテミシニンおよびその誘導体は，もう１種の薬剤を配合した複合薬とすることで，マラリア原虫を徹底的に除去できることを強く提唱した。現在このアーテミシニンを含む合剤は，マラリア治療の標準治療薬として世界中で使用されている。ホワイト教授は，この分野に多大な貢献をしたことから，2010年にカナダ・ガードナー賞を受賞している。「523プロジェクト」では，アーテミシニンの発見のほか，ルメファントリン・ピペラキン・ピロナリジンなどを含む，多種のアーテミシニンに配合できる薬物を研究製造している。「523プロジェクト」の成功は，多くの研究機関と科学研究者たちの大いなる協力精神を反映している。


<strong>マラリア治療の今後</strong>
　　アーテミシニンの構造と作用メカニズムをもとに，研究者らは現在もその他の抗マラリア化合物を研究している。アーテミシニンの抗マラリア活性はヘモグロビンの消化とヘム鉄の放出と関係があり，最終的に原虫体内の酸化ストレス反応を誘導することがすでにわかっている。つまり，1985年にKlaymanが指摘したように，ごく少量のペルオキシ基を含む天然素材さえあれば，私たちの新抗マラリア薬の研究開発にチャンスをもたらすのである。
　　しかし，今後誰がこの新薬の開発を行うのか？ アーテミシニンの発見は戦争が契機となったが，私たちは今後，平和という原動力によって抗マラリア新薬を研究開発することを望んでいる。しかしこれまで，マラリアは常に製薬会社からなおざりにされてきた。製薬会社は，もっと豊かな国で利益を追求できる疾患の治療薬の研究開発に力を注いでいる。このような現状を補うため，MMV（Medicines for Malaria Venture）など公私共同出資の組織が，私たちに薬品の研究開発成功のモデルを提供してくれるかもしれない。また，高速大規模な化合物スクリーニングなどの現代的な手段が私たちに新しい抗マラリア薬をもたらしてくれるだろう。
　　治療や予防に関するその他の問題としては，死亡率低下に対する効果はどの程度なのかという点がある。世界の多くの地域では，アーテミシニンを含む合剤による治療と，除虫菊類の殺虫剤で処理した蚊帳を併用してマラリアを抑制している。これらの措置により，アフリカの多くの地域のマラリア発生率は低下したが，どれほど詳細にデータを分析しても，どちらの手段がマラリアの発生率と死亡率を低下させているのか判断できない。また人々を不安にさせるのは，近年除虫菊類の殺虫剤に対して媒介蚊の耐性が高まる傾向があるという点である。マラリア原虫を媒介する蚊が，再度アフリカ地域で繁殖すれば，マラリア感染が再び拡大する可能性がある。
　　マラリアに打ち勝つという任務は極めて困難であるが，屠教授と彼女の仲間が発見したアーテミシニンは私たちに希望を与えてくれた。アーテミシニンの発見は，現代医学史における偉大な成果であるといっても過言ではない。

<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2011-09/21/content_52242.htm" target="_blank">中国中医薬報，2011.９.21</a><br />
（http://www.cell.com（16 September，2011）より抜粋して転載）<br />
翻訳：平出由子</p>
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   <title>屠呦呦教授 ラスカー賞を受賞</title>
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   <published>2011-11-24T06:34:48Z</published>
   <updated>2011-11-24T06:53:40Z</updated>
   
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         <category term="その他" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[　　9月12日，2011年度のアルバート・ラスカー医学研究賞が発表され，80歳の中国中医科学院の屠呦呦教授が，アーテミシニン（中国名：青蒿素）の研究で臨床医学研究賞を授与された。アーテミシニンはマラリア治療に有効な薬物であり，全世界，特に発展途上国において数百万人の生命を救ってきた。
　　ラスカー賞は，生物医学分野においてノーベル賞に次ぐ大きな賞。同賞の受賞者は，その後の数年間でノーベル賞を獲得することが多いため，医学界では「ノーベル賞の風向計」と呼ばれている。
　　屠呦呦教授は，1930年12月に浙江省・寧波で生まれ，1955年に北京医学院薬学部を卒業，同年に衛生部中医研究院（現・中国中医科学院）中薬研究所に配属された。一時期は職場を離れ，衛生部が中医研究院に委託して行った「西医学習中医班」において２年半学習に専念した。屠教授は，長期に渡り中薬と中西薬結合の研究に従事した。
　　アーテミシニンは，半世紀前に中国が組織した抗マラリア薬の研究・開発プロジェクト「523任務」において発見された。同プロジェクトは，1967年５月23日に始動した抗マラリア薬の研究・開発のための国家一大プロジェクトであり，全国の60を超える機関で500名以上の研究員が携わった。当時，中医研究院の中薬研究所に勤務していた屠教授は，同研究チームのなかの重要人物の１人であった。
　　文献には，青蒿はマラリアを治療できると記載されているものの，多くの実験を行った結果，青蒿エキスの抗マラリア作用はさほど高くないことが判明し，他の科学研究機関からも同様の結論が出されていた。屠教授が指揮をとった研究チームは何度も実験を繰り返し，はじめてエーテルを溶剤として，顕著な抗マラリア作用のあるアーテミシニンの精製に成功した。エーテルを用いたことが，有効的なアーテミシニン精製のポイントであり，これをもとに，研究チームは全国の研究チームとともに深く研究を掘り下げていき，アルテメーテル・複合アルテメーテルなどアーテミシニン類の抗マラリア薬を次々と誕生させ，アーテミシニンがマラリア治療に広く使用されるようになった。
　　屠教授が提案したエーテルによる抽出は，青蒿の抗マラリア作用の発見や青蒿のさらなる研究に大きな役割を果たし，研究全体のたゆまぬ発展を後押しした。


＊ラスカー賞は，医学分野に大きな貢献をした科学者・医師および公共サービススタッフに授与される。1946年に開設され，基礎医学研究賞・臨床医学研究賞・公共サービス賞があり年に１回の授賞，また1997年には特別貢献賞が増設された。1962年より，ラスカー医学賞を受賞した科学者のうち，半数以上が2年以内にノーベル賞を獲得している。受賞者はおもにアメリカ人で，その他の国の受賞者は全体の25％ほど。

<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2011-09/14/content_51988.htm" target="_blank">中国中医薬報（2011.9.14）</a><br />
翻訳：平出由子</p>
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   <title>中医四診測定器 有人火星探査計画実験を終える</title>
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   <published>2011-11-21T06:57:55Z</published>
   <updated>2011-12-02T10:19:35Z</updated>
   
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.chuui.co.jp/cnews/">
      
      <![CDATA[　　ロシアの宇宙飛行士はこのほど，「マーズ500」（＊）実験の詳細な状況を発表。そのうち，中国グループが実施した「長期閉鎖環境における人体の中医弁証研究」など３項目の実験は，いずれも初期の目的を達成した。今回の実験によって，宇宙飛行における医学研究と工学開発の経験を蓄積できたうえ，さらに中国の有人宇宙飛行の国際参加を向上させるうえでも重要な意義があった。
　　今回，中国グループの実験項目を総指揮した中国有人宇宙飛行工程宇宙飛行士系統・副総指揮監の李螢輝氏は，「中医弁証の研究は，おもに中医の望・聞・問・切という診療手段を活用し，長期間閉鎖された環境下において人体の機能と生命活動の法則性を探るものでした。今回われわれは，現代化された中医の診療手段である中医四診測定器（中国語では中医四診儀）を用いて，定期的にクルーの舌象・顔色・脈象・症状などのデータを収集しました。そのデータを船外に送信し分析を行い，人体活動の法則性に対する弁証の意義を考察しました。今回の実験が，有人宇宙飛行中のクルーの健康・医療の問題の解決に向け，新たなみちすじを提供できることを望んでいます」と述べた。
　　マーズ500はロシアによって組織され，複数の国が参加する国際的な大型実験プロジェクト。今回実験に参加した6名のクルーは，完全に閉鎖された施設のなかで520日間過ごし，100以上の実験項目を成し遂げた。今回の実験に使用された中医四診測定器は，道生医療と上海中医薬大学が合同で研究・製作したもの。マーズ500終了後，同器機はしばらくロシアに留め置かれ，さらに１カ月間の船外実験を行う予定。


【編集部注】
＊マーズ500：有人火星探査計画のシミュレーションとなる長期閉鎖実験。2010年6月3日～2011年11月4日の合計520日をかけて実施された。モスクワのロシア生物医学問題研究所（IMBP）内に設置された閉鎖施設のなかで，最初の250日は火星への飛行，その後の30日は火星での滞在，残りの240日は地球への帰還を想定して行われた。実験には，ロシア人3名，フランス・イタリア・中国から各1名の計6名のクルーが参加した。

<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2011-11/17/content_54026.htm" target="_blank">中国中医薬報［2011.11.17］</a><br />
翻訳：平出由子</p>
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   <title>中薬のEU登録専門家指導グループが結成</title>
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   <published>2011-11-21T04:01:48Z</published>
   <updated>2011-11-21T07:58:50Z</updated>
   
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         <category term="07)世界の動き" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.chuui.co.jp/cnews/">
      
      <![CDATA[　　2011年5月より『EU伝統植物薬産品指令』が施行されたが，依然として登録を完了した中薬はなく，EU市場で薬品を販売・使用できない状態が続いている。中国国内の中薬製品を薬品としてEUで流通させるためには，登録承認を受ける必要がある。こうした事態を受け，国家中医薬管理局はこのほど，中薬のEU登録専門家指導グループを組織して，登録にむけ国内企業を指導することになった。「重要な新薬開発」という中薬の国際登録にかんする国家の重大科学技術専門プロジェクトの実施を推進して，欧州の薬品・健康食品の品質管理局と締結した科学技術の協力協議を実行に移す。
　　専門家指導グループのリーダーには，中国中医科学院の葉祖光研究員が就任。専門家指導グループは，中草薬の専門論文の研究・執筆を総合的に指導し，品種リストを提出して執筆に参加する専門家を推薦する。また中国の中薬がEU登録において直面する問題を深く研究し，管理部門に向けて業務関連の提案を行い，海外の専門家が参加している具体的な品種の論文執筆作業をとりまとめる。さらに関連企業に対し，中薬のEU登録作業の技術指導・カウンセリングおよび関連業務を実施する。専門家グループの事務局は，国家中医薬管理局の中薬質量コントロール重点研究室に設置されている。

<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2011-11/14/content_53919.htm" target="_blank">中国中医薬報［2011.11.14］</a><br />
翻訳：平出由子</p>
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   <title>国家スパーク計画に中医薬30項目が加わる</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.chuui.co.jp/cnews/002160.php" />
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   <published>2011-11-21T02:48:42Z</published>
   <updated>2011-11-21T07:59:28Z</updated>
   
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         <category term="05)中医をめぐる動向" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.chuui.co.jp/cnews/">
      
      <![CDATA[　中国科学技術部はこのほど，2011年度の「スパーク計画」（＊）（中国語では星火計画）の項目リストを配布。中医薬分野では30項目が立案され，中草薬の栽培や加工技術および応用普及の分野に集中した。
　30項目には中草薬の栽培加工にかんする項目が最も多く，以下のようなものがある。
　① １万畝（ムー）板藍根栽培加工技術の実証
　② 吉林省林区の北五味子の多収穫化および製品開発の鍵となる技術実証と普及
　③ 北五味子の大規模化栽培の実証
　④ 薬用植物・鉄皮石斛資源の持続可能な開発と利用
　⑤ 北冬虫夏草の工業化による高効率栽培技術の研究と産業化開発
　⑥ 絶滅危惧種の薬用植物・鉄皮石斛の種苗栽培の産業化技術の集大成と応用
　⑦ 鉄皮石斛の大規模化・工業化生産技術の研究
　⑧ 黄耆の標準化栽培および精密加工の開発と応用
　⑨ 中薬材・優良白頭翁の多収穫栽培の産業化開発
　⑩ 新品種中薬材・葫芦巴の大規模化天然有機栽培の実証
　⑪ 金銀花の栽培技術の実証
　⑫ 金銀花の新品種導入の実証
　⑬ 懐地黄の毒性軽減・促成栽培技術の応用拡大
　⑭ 鉄皮石斛種苗の促成栽培とエコ高効率総合栽培技術の応用と実証
　⑮ 特色のある中薬材金銀花の産業GAP実証基地の建設
　⑯ 南充金銀花の高能率栽培技術の集大成および産業化の実証

　　また中草薬の加工技術の研究項目も多く立案されている。そのなかには，新型の動物薬・蒼苓止瀉製剤の研究・製造，中草薬の殺虫剤生産技術の開発，黄芩の有効成分の抽出・単離技術の開発，人参の有効部位の抽出技術の応用，薬用包装材料・海藻植物中空カプセルの研究・製造および産業化，桂枝茯苓片の研究・製造と開発，頭花蓼浸膏粉の苗薬の生産技術の応用と実証が含まれている。その他の項目には，中薬の製薬設備，中医診療設備の研究・製造と開発や，中草薬の応用普及などがある。


【編集部注】
＊スパーク計画：1985 年5月中国科学技術部が国務院に「短期的効果のある地方経済振興対策」として提出。科学技術によって農村の経済発展を促進する計画として1985年6月政府によって実施を認可された。2006年のプロジェクト総投資額は416.58億元（日本円で約5千億円）。出典（<a href="http://www.spc.jst.go.jp/science_policy/chapt3/3_01/3_1_2/3_1_2_2/3122_1.html" target="_blank">http://www.spc.jst.go.jp/science_policy/chapt3/3_01/3_1_2/3_1_2_2/3122_1.html</a>）

<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2011-10/27/content_53281.htm" target="_blank">中国中医薬報［2011.10.27］</a><br />
翻訳：平出由子</p>
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   <title>ISOの鍼灸針WG 第1回会議を招集</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.chuui.co.jp/cnews/002159.php" />
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   <published>2011-11-21T01:40:15Z</published>
   <updated>2011-11-21T08:00:14Z</updated>
   
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.chuui.co.jp/cnews/">
      
      <![CDATA[　　国際標準化機構（ISO）の中医標準技術委員会・鍼灸針ワーキンググループ（ISO/TC249/WG3）の第1回会議が10月20～21日に北京で行われ，鍼灸針の国際標準の制定や，「単回使用滅菌鍼灸針」の標準草案の細則などの問題について討論が繰り広げられた。
　　2009年にISOに設立された中医標準技術委員会（TC249）は，中医関連の貿易製品に関する標準の制定を進めており，WG3は鍼灸針の国際標準の制定作業を専門に行っている。
　　中国は鍼灸のさらなる発展のために，まずISO/TC249において鍼灸針の国際標準の項目を提案した。2011年７月８日には表決によってこれが採択，立案され，鍼灸針WGが成立し，鍼灸針の国際標準の制定作業を正式に開始した。
　　今回の会議では，おもにWG3の業務範囲や計画，および「単回使用滅菌毫針」の標準草案について話し合われた。「単回使用滅菌毫針」のプロジェクトグループの報告によると，各国の専門家が標準草案の各条項について討論し，基本的に同意に至ったという。またこれと同時に，専門家たちは帰国後，自国の鍼灸針の使用状況についてさらに踏み込んだ調査を進め，それを迅速にWG3の事務局に報告して，今後の標準制定作業を後押しするようなデータを提供することを約束した。

<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2011-10/27/content_53304.htm" target="_blak">中国中医薬報［2011.10.27］</a><br />
翻訳：平出由子</p>

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   <title>WHO西太平洋地域で伝統医学の戦略と決議を採択</title>
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   <published>2011-11-21T01:33:16Z</published>
   <updated>2011-11-21T08:00:52Z</updated>
   
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      <![CDATA[　　2011年10月10日～14日にかけて，世界保健機関（WHO）西太平洋地域第62回委員会がフィリピン・マニラで開催された。同会議には，衛生部・国家食品薬品監督管理局・国家中医薬管理局などにより構成された中国代表団が出席。「西太平洋地域伝統医学戦略（2011-2020）」（以下「戦略」）と「伝統医学決議」（以下「決議」）が採択された。
　　「戦略」では，伝統医学が地域住民の健康事業において重要な役割を果たしていることを高く評価。また伝統医学の発展につながる機会や試みを分析して，前期10年の戦略を基礎に新機軸を打ち出し突破をはかるとしている。さらに末端の医療保健において伝統医学が幅広く使用されていることを強調。加盟国間の交流と協力を奨励して，伝統医学の安全性・品質・治療効果の向上を促進し，西太平洋地域の加盟国が，伝統医学を自国の衛生システムに最大限に組み入れるよう指導している。
　　一方の「決議」では，加盟国が各国の状況に合わせて，適当な形で伝統医学を自国の衛生システムに取り入れるよう促している。これによって伝統医学の使用は持続可能となる。「戦略」を骨子として各国の伝統医学の発展を推進する。

<p align="right"><a href="http://www.cntcmvideo.com/zgzyyb/html/2011-10/21/content_53107.htm" target="_blank">中国中医薬報［2011.10.21］</a><br />
翻訳：平出由子</p>

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