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2005年「国際薬膳師(士)」合格証書授与式

中日薬膳学術シンポジウム並びに「国際薬膳貢献賞」表彰式が北京で開催されました

 6月25日、1900年創業で世界60ヶ国のVIPが宿泊した北京を代表する北京飯店が43名の日本からのお客さんを迎えました。
翌日、世界文化遺産の頤和園の聴鸝館にて2005年「国際薬膳師(士)」合格証書授与式・中日薬膳学術シンポジウム・「国際薬膳貢献賞」表彰式が行われました。
 式は中国薬膳研究会、沙鳳桐副会長のご挨拶にはじまり、周文泉会長の報告に国際薬膳師(士)試験について、「日中薬膳界両国で育成している国際薬膳師(士)資格は、厳正なる規格、規範の基に作られた制度であり、授業、補講は日本側が受け持ち、審査は日中両国で査定しております。具体的な集中学習時間は、国際薬膳師は200時間以上、国際薬膳士は120時間以上とし、試験科目は国際薬膳師(士)8科目、国際薬膳調理師6科目となっております。試験は日本側の組織が責任を持ち、試験答案用紙は日中両国で管理し、本試験は中国薬膳研究会が派遣した専門家が監督するかまた、答案用紙を中国側に提出し、中国薬膳研究会組織専門家チームが各科の成績を審査しております。以上の通り、厳格なる規範と過程を経て、合格者には国際薬膳師(士)資格証書を発行しております。このプロジェクトが2000年にスタートし、日中両国の関係者の共同努力により、200名近い国際薬膳師(士)を育成して参りました。特に喜ばしいことは、日本で長期間にわたり薬膳を愛し、従事し、その力を薬膳の発展に注いできた方々がいらっしゃることです。薬膳事業の発展に特に貢献された方々に対し、日本本草薬膳学院と日本国際薬膳師会の推薦により、中国薬膳研究会特別国際薬膳貢献賞を表彰致します。」と述べました。
 本草薬膳学院院長・日本国際薬膳師会会長の辰巳洋先生が「日本本草薬膳学院は2002年東京で設立してから3年の歩み、教育システム、課程設置を説明し、現在の在校生は100名以上にのぼり、関連している団体の学生も100人近くになりました。3年間で中国薬膳研究会から118名の合格者認定を受けました。日本では2000年の資格認定試験実施以来、試験合格者の75%を占めています。国際活動について、中国、韓国との薬膳の交流活動を述べ、今後の日・中両国薬膳団体との提携、各中医薬大学との交流、国際的な貢献について語りました。
 周文泉会長から今年度資格認定試験合格者51名に証書を授与し、本草薬膳学院の卒業生大村和子さんが合格者を代表し感謝の言葉を述べました。
 また、元国家中医薬管理局副局長の田景福主任医師が第一回目の10名の「国際薬膳貢献賞」を授与される方のお名前を発表し、立派な賞状を渡しました。
 中国薬膳研究会学術部の魏子孝教授が学術シンポジウムを主持し、日中両国の専門家・学者が論文を発表しました。
 最後に、国家中医薬管理局李大寧副局長、民政部社団管理部門の責任者が「日中両国の薬膳の学識者、勉強家が学術交流を行い、薬膳を通じて健康長寿を求め、中医薬学に貢献しました。政府行政部門にとって、薬膳は中医薬の一部分として重視しています。中国薬膳研究会は民政部で認めている唯一の薬膳の学術団体で、設立後は国務院、国家中医薬管理局、科技部に多くの仕事を任されています。今後、さらに国際的に活躍し、日中両国の中医薬膳の交流をして欲しい」とのお話しをいただきました。
 さらに、このたび、多くの国際薬膳師(士)資格認定試験に合格し、日本の皆さんが薬膳に対し、熱心に努力する姿に感心し、日中の学術交流、文化友好の往来をさらに発展させるために、田景福先生が本草薬膳学院の最高顧問に就任されました。これから本校のさらなる発展を図りたいと思います。
(2005年度国際薬膳師(士)資格合格者名簿・国際薬膳貢献賞名簿は本草薬膳学院のHPを参考してください)

(五味子)

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