中医学の東洋学術出版社：研究会・講演会情報

　
　

　
2019年12月に中国湖北省の武漢市で広がり始めた新型コロナウイルス感染症（COVID-19）は，現在，中国では収束に向かっているとされているものの，わが国においては先日，政府より緊急事態宣言が布告され，さらなる感染拡大を封じ込められるかどうかの重大局面を迎えています。
　
中国では感染拡大の早期より，治療の初期・中期・重症期・回復期のすべてで中医が介入してきました。その経験は貴重です。残念ながらわが国では伝統医学の介入が表立ってはいませんが，中国の中医の経験に真摯に学び，いまいちどわれわれに何ができるのかを考えたいと思います。
　
そんななか，来る4月11日（土）19時～21時にかけて，天津中医薬大学学長の張伯礼先生を講師にお迎えして，online Liveの形で，COVID-19中医対策のLive交流会（主催：日本中医薬研究会）が開催されます。
　
張伯礼先生は，このたびのCOVID-19に対して中医チームを結成し，武漢市の臨床現場においてリーダーシップを発揮し，事態の収束に向け活躍されました。
今回のLive交流会は，そんな張先生と直接交流し，武漢の現場の生の声をうかがえる貴重な機会です。
参加できるのは，「医療従事者のみ」となっているようですが，関心のある先生方はぜひ参加を検討してください。
　
Live交流会へ参加ご希望の方は，下記をご覧ください。
　
張伯礼先生によるCOVID-19感染症中医対策のLive交流会ご案内（ＰＤＦ）
主催：日本中医薬研究会
協賛：イスクラ産業株式会社
共催：日本中医学会　日本中医協会　東洋学術出版社
　　　　株式会社WE Med
　
なおご質問は下記メールまでお知らせください。
ｍａｊｉ＠ｏｒｉｍｅｄ．ｃｏｍ　馬驥